安産・子宝・家庭円満祈願のヒノキの玉子
2016.10.15(土)
出張から帰ってきました。
帰ってきたらみんなに「平野ノラどうだった?」「そんなに面白かった?」と聞かれて・・・
でも実は、もう一回見たいか?と聞かれたら、テレビで十分だな・・・と思う僕です。
あ、僕の熱しやすく冷めやすい性格の話なんて、どーでも良いですよね。
OKバブリー!今日も夜中にブログ書いてます。
山代温泉 宝生亭 若だんなの帽子山です。
あ、本当に今日の話と関係ない事から始まりましたね。
今日のお話はこれ。
実は、宝生亭では妊婦のお客様に安産祈願のヒノキの玉子を無料でお配りしています。
ヒノキの玉子ってこんな玉子です。
なんでこんな玉子を配っているかと言うと、宝生亭は家族の笑顔に会える宿というテーマがあり、そのテーマとお客様から教えてもらった不思議なエピソードが妙に自分の中で合致したものがあって、考えてみました。
お客様から頂くエピソードとはどんなかと言うと、このヒノキの玉子と一緒にお渡しする紙に書いてあって、
画像ではちょっと読みにくので書きますね。
宝生亭にお正月やお祝い旅行や妊婦さんの常連様やご紹介客がやけに多い理由を、お客様から聞いて驚きました。
その理由は「宝生亭という名前がとっても縁起が良い」から。確かに宝が生まれる宿(亭)と書いて宝生亭、縁起が良い屋号ですよね。そんな理由だなんてまさかです。
でも確かに、宝生亭では縁が縁を呼ぶ不思議な出来事が沢山起こるんです。
とあるご長寿会の団体様がいらした時に、その団体様の一人と宝生亭の仲居さんが小さな頃に生き別れた親友で、感動の再開を果たしたり、
高校受験前の祈願旅行で宝生亭という名が縁起が良いと訪れたお客様が見事に合格され、兵庫県のある地域の受験生が次々と訪れるようになったり、
なかなか孫が生まれないと悩んでいた奥様に、玄関に飾ってある小さな蛙の置物を(無事孵る)の願いを籠めてプレゼントすると、娘さんが見事に妊娠され出産されたり。
本当に不思議なほど縁が縁を呼ぶ旅館です。ですので、この縁にさらに縁が増しますよう、ヒノキの卵に家庭円満と子宝と安産の願いを籠めて祈願して参りました。
そのヒノキの卵を妊婦のお客様にプレゼントしております。
未来の世の中とご家庭の宝を無事に生んで幸せなご家庭(亭)を築いてくださいね。
とても縁起が良い名前の旅館と言われて、また、実際に縁が縁を呼ぶ不思議な出来事が沢山起こる宝生亭。
家族の笑顔に会える宿だったら、これから家族が生まれる妊婦さんに何か喜ばれる事をしたいなって、ずっと思ってこの形になりました。
玉子って温泉玉子があるからとっても温泉らしいし、玉子の形ってとても安心感があって可愛らしい。
また、玉子には「産まれる」という縁起の良さがあり、その形から「円満」という縁起の良い意味もある。
さらに玉子は孵(かえ)る=帰るの意味もあり、旅人が無事に家に帰るの意味もある。
そして香りも良い。
とっても縁起が良いし、温泉にしっくりくるし、香りも良い。
だから温泉にも浮かべちゃってます。
こっそりと持って帰る人が絶えませんけどね(ー ー;)
(とても気持ちを籠めて祈願してもらってるものだけに、こっそり持って行って神様からのバチが当たらない事を願っております)
フロントで妊婦さんにお渡ししてるヒノキの玉子には、宝生亭と打ち出の小槌の焼印が入っていて、湯船に浮かべているものとは別にしてあります。
うちには4人の子供がいて、その子育ては共稼ぎで旅館をしているのでとても大変ですが、子供達がいるおかげで、とても幸せを実感させてもらってます。
もちろん、僕ら夫婦が宝生亭にお客様と共感したいのは家族が笑顔になることで得られる豊かさ。
部屋や料理や温泉やサービスばかりでなく、その豊かさを売っているのが宝生亭なんだと思います。
特に、小さな子供がいるご家庭や、これから家族が増えるご家庭の方にはそう思います。
「じゃあ、家族で来てない客はそうじゃないのかよ?」と聞かれれば、家族もしくは家族のように大切な人が笑顔になる豊かさなんてどうでも良い、そんなのいらないという人であれば、別に宝生亭じゃなくても良いと思います。正直なところ。
うん、そういう場合は他をご紹介します。
だってそんな人に提供したいものが無いんだもん。
あ、話が飛びましたね。
僕がお客様に提供したい事、それは。
子宝祈願から始まって → 安産祈願→赤ちゃん温泉デビュー → 幼児との家族旅行まで。
その範囲が僕が最もフォローしたい範囲です。
生まれる前からパパママが通っていた旅館に、次は赤ちゃんも一緒に来て、子供が物心ついた頃に思い出の場所になる。
そんな旅館のそんなストーリー、どんどん産まれていくと素敵ですよね(^-^)