学校休ませちゃいけないと言うけれど本当かな?
2016.9.20(火)
「旅行なんかで学校休ませちゃいけない」ってよく言うけど、アレは嘘です。
幼稚園までならどんどん親と楽しめる時間を作れるなら作った方が良いし、小学生であれば旅行で休むくらいはアリかと思います。
こんばんは。山代温泉 宝生亭 若だんなの帽子山です。
旅館をやっているから来て欲しくてそう言ってるのではありません。
うちには4人の子供がいるのですが、今年から長男が中学生になりつくづく思います。
旅行というのはやっぱり家族皆で行った方が良いですよね。でも、中学生の長男に合わせると平日はもちろん学校があるし、週末は部活で全然予定を合わせられません。
1人だけがお留守番という訳にも行けませんしね・・・
もう3年前になるのか。 →その時のアメブロ
長男の心が傷ついて、こんな未熟な親ですからって、どんなかは知らないですよね。。。
小学4年生の長男を連れて学校のある平日に2人で沖縄旅行に行ったことがありました。
長男は僕が27歳の時の子で、本当に僕も若くて何が正しいのか?を手探りで子育てしていて、特に山代温泉の旅館を受け継いでからはその忙しさもあって、長男には厳し過ぎる言葉をぶつけて育てる時期がありました。
その時に長男が小さな心がいっぱいいっぱいになってるのに気付いて、2人で旅行に出かける事にしたんです。
結果として、行って良かったと思います。
僕はエクスマ塾という経営を教えてくれる塾に通っているんですが、(このブログを作ってくれた人もエクスマ塾生)ちょっと変わったというか個性的な友達が多いんですね。
大人なのに子供のように楽しみながら仕事をしてる人が多くて、沖縄に行ったタイミングはエクスマ塾生でも代表的な大人たちに会えるタイミングだったんです。
長男にとって良かったのは、大人の世界はそんな楽しい可能性に満ちていると肌で感じてもらえた事でした。
子供を抱えながらビジネスをしていてつくづく思います。
早く成功する意味ってあるのだろうか?
それを深く考えると、成功の本当の意味すら改められます。
ビジネスで成功するって、実は成功のほんの一部分でしか無くって、
真の成功というのは家族が笑顔で健康で、自分の身体も健康で心が健やかで、仕事が楽しくて金銭的にも恵まれていて、その仕事を通して沢山の人に感謝をされている事。
ここまで出来て初めて成功と言えるのだと思います。
もし、どれか一つでも不幸な状態だとゾッとしますよね?
だから急がなくて良いのだと思います。人それぞれに花の種類も咲かせるタイミングが違うのだから、その人のタイミングでちゃんと咲くためには、根っこを伸ばしたり、土を豊かにしたり、十分な光と水を浴びれるように準備すれば良い。
じゃなきゃ枯れちゃう。
って、いきなり花に例えて分かりづらいかな?(笑)
それは子供も一緒で、学校で勉強をして多くを知る事も大切ですが、その子のペースや家庭のペースがあって、そのペースが整わないのに他の子や標準や基準と比べて焦っては咲く花も咲かないですよね。
世間の言い方だと、毎日休まず学校に行き、他の子や学校のルールとの協調性が無ければいけない!それが正しい!と言われるのだと思います。
それでも僕はやっぱり、家族のために必要な時間と親が判断したならば、その時は学校を休ませて家族の時間を優先した方が良いと思います。
でもそれも小学生まで。
長男が中学校に行くようになって子供の方が「学校や部活が大事なので休みたくない」と言うようになりましたし、それを嬉しく思う僕もいます。
学校の楽しさや、授業についていけなくなる怖さもあるんでしょうね。きっと多くの子は自然とそうなるのだと思います。
僕も中学校を休むのにめっちゃ罪悪感があったもんな。
だから小学生までは家族の時間を、常識に縛られないでめっちゃ豊かに過ごして欲しいと思うんです。じゃないときっと後悔しちゃいます。
中学生になった子供は学校と部活を優先しますから。
でも、もし子供が中学生であっても家族みんなが笑顔で過ごせる家庭でないのであれば、そのために必要な家族の時間を常識に縛られずに作るべきだと思います。
そのために温泉旅館は、けっこう役に立ちますよ(^-^)
特に宝生亭は(笑)