の商売にとって有利とか不利とか、サイテーな親だね

4児のパパで共稼ぎ。そのお仕事は24時間365営業の旅館。で、嫁は女将。

なんなら、平成21年に和倉温泉から遠く離れた山代温泉に引っ越してきて旅館を引き継いだものだから、周りに身寄りや親戚なしでの経営&子育て生活。

自分でもよくやってんなと思います。

こんにちは。加賀の宿 宝生亭 若だんなの帽子山です。

いきなりですが、今日は長男のお話でして。

何を隠そう、何も隠してないんだけどうちの長男ってちょっと優秀。

公立の6年生中高一貫校の受験に合格して、現在一年生なんですけどその同級生の中では優秀な方ではない。6年生の夏から受験勉強したからね。

そんな感じだから、ちょっとだけ優秀。

いえ、子供自慢や謙遜はどーでも良かったですね。

 

半年の700時間の勉強をして合格して長男

半年の700時間の勉強をして合格して長男

 

うちの長男は山代温泉で歴史ある山代小学校に通っていたんですね。そこから中学受験に合格して金沢の中学に入る事になりました。

で、その時に言われた事が妙にイラっと心に引っかかってて、その理由が分かりました。

何と言われたかと言うと、いえ陰口なんですが、

 

「山代で商売をしてるなら子供は山代中学に入れた方が有利」

 

そんな事を言われて、とても心がモヤモヤしてました。

 

僕がその言葉にモヤモヤしてた理由は、子供を親の商売の道具にするというその意識。

なんかその言葉って、自分の商売を自分で簡潔できない能力の低さと、子供の個性や能力を尊重してない器の小ささと、自己中心にしか考えてないセコさが見え隠れしてて、それに僕は苛立ってたんだと思います。

違うじゃんね。子供の持つ無限の可能性自分の商売という枠に収めてしまうなんて器の小ささが極まりない。

それと同時に、自分の商売をいつまでもその大きさだと限定されたような発言だった事が苛立ったんですね。

いえ、そんな事に苛立ったなんて器の小さい話しですけどね。

その言葉に反応するという事は、きっと自分の中に共感できる部分があったからとも思います。

可能性を潰す言葉は慎もう

 

子供だけじゃなく、親にももっともっともっともっと可能性はあります。

でも、その可能性を潰してしまうのは他人を羨んだり妬んだりする心。

誰かが上手くいってたり成功を収めたりした時に、それを羨んだり妬んだりする根本的な理由は自分の人生への絶望があるからです。

カンタンに言うと諦めちゃってるんですよね。

 

もう適わない、もう二度と追いつかない、もう別の世界に行ってしまった、もう・・・

他人と比べる事をよく「隣の芝は青く見える」なんて言いますが、本当にその通りで、実は自分の庭もよく見ると青いんですよね。

他人には無い素晴らしい能力があって、それがあるのにも関わらず、他人と自分を比べて勝手に絶望する。他人の青い芝にしか目が行かない状態では、ずっとずっと不幸しか感じれないんです。

子は親の心の状態の映し鏡

 

これ、僕のすごく反響があったツイートです。

 

 

どんなに立派な事をクチで言ったとしても、その親の心が狭ければ子供は心の狭い子になりますし、その親が思慮の足らない言葉を使ってれば子供はその言葉を使いますし、その親が可能性を潰す親ならば可能性を潰す子になります。

親が「言う通り」にしようと思って、その通りに育つ子供なんていないんですよね。

きっと、「山代で商売をしてるなら子供は山代中学に入れた方が有利」なんて言っちゃう家庭環境って、可能性が潰された環境なんだと思います。

 

とはいえ、わが家も他人事ではなくって僕自身の心の状態が悪ければ子供に影響しちゃうんですよね。

4人の子供達、みんなそれぞれに素晴らしい可能性を持っているのだから親が潰さないように、僕自身がワクワク仕事をしようと思います(^^)

 

 

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