甘海老の最も美味しい食べ方は、実は・・・
2020.7.3(金)
コロナに負けずに営業再開!
何よりも楽しみにしていたのは美味しい料理を用意する事。
こんにちは。支社長という肩書きが無ければ、毎日3時間は調理場にこもりたい料理好きの若旦那です。
とても質の良いプリプリの美味しい甘海老が値ごろで入荷できるというお魚屋さんの情報を聞き、たくさん入荷してみました。
情報通り、本当に質の良い大きな甘海老!中には車海老に負けないくらいの大きさのものもありました。
とはいえ、甘海老ばかりをお客様に提供する訳にはいかないから、塩麹に漬けて珍味にしてみました。
麹漬けにしておけば数日間は日持ちがするので、質の良い甘海老を色んなお客様にご提供できます。
やっぱり素材が良いと出来上がりが違いますね。プリプリでめっちゃ美味しい!
そして、甘海老の麹漬けを作る過程で頭の部分が大量に出るのですが、捨てるのはもったいない!という事で、海老塩を作って見る事にしました。
以前、ミシュランの星を取った関西の某有名割烹の料理長さんが、飲んだ勢いで作り方を細かく教えてくれて、一度は作ってみたいと思っていた代物です。
作っている様子はYoutubeにて。作り方は動画の詳細に書いてあります。
案外、簡単そうに作ってますが何気に3時間近くかかってしまいました。
ミソと旨味が詰まった甘海老の頭を使うんですから、美味しいのは当然ですよね。
レモン汁に少し溶かして白身のお造りなんかと食べると、お造りの美味しさが倍増します。もちろん天ぷらにも良いですね。
新鮮な甘海老で、塩麹漬け、海老塩を作ってみたのですが、実は最も美味しかったのはこれ!!
海老塩をスチコンで焼いている最中に、ふと思って作ってみたのですが。
焼いた甘海老の頭を日本酒と一緒に温めて、甘海老の骨酒?頭酒?を作ってみました。
焼いた甘海老の香ばしさと、乾燥する事で凝縮されたミソが日本酒に溶け出して・・・
これはヤバいやつです。
美味しすぎてよだれを垂らしながらお酒を飲んだのは初めてでした。
甘海老の頭酒、宝生亭の料理にメニューにどうやって追加するか考え中です。
塩麹漬けはもうお料理メニューに追加済、海老塩は来週あたりからお造りの塩として登場予定です。
甘海老一つで色んな楽しみ方がありますね。