親と子の共通言語を育むもの
2016.12.15(木)
ギックリ腰がこんなに痛くて通常の日常生活に支障をきたすものだなんて知りませんでした。
痛風より全然痛いです。夜は2時間ごとに起きて体制を変える度に悲鳴っす。
こんにちは。ギックリ腰と痛風、オッサン病の2大巨頭を手に入れた若だんなの帽子山です。
山代温泉で宝生亭という旅館をやってます。
そんなオッサンランクが高めの僕なのですが、齢40歳、バリバリのファミコン世代です。
ファミコンが発売されたのが小学校1年生。小学3年生にはあの伝説のスーパーマリオブラザーズが発売されて、それからというものの大学時代に発売されたプレステに至るまで、テレビゲームに魅了されながら青春を過ごしたようなものです。
あの頃のテレビゲームって遊び相手が横にいて競い合ったり研究し合ったりして、本当に楽しかったよね。
きっと現代の子がスマホアプリで画面に集中するのとは違う感覚です。あれってひとりぼっちですから。
ファミコンばかりをしてるとめっちゃ怒られたけど、今思えばとっても楽しいコミュニケーションツールだった。
というか僕の場合は、勉強しないで学校以外の時間はほとんどファミコンに費やしてたから怒られてたんだよね(笑)
という訳で、旅館のお客様に貸し出せるようにコレ買っちゃいました。
先日発売されてから全国で売り切れが続いているニンテンドー クラッシク ミニ ファミリーコンピュータ。
昔のファミコンよりずっと小さくって可愛いですよね。
この小さなゲーム機に、あの名作ゲームが30種も入っているから驚きです。
なんで買っちゃったかと言うと、なんか温かい絵が浮かんだんですよね。
父親が子供に自分が昔ハマったテレビゲームの裏技とかの思い出を教えたり、親子で対戦して白熱したり、カンタンなゲームだからお母さんも一緒に楽しんだり、そんな絵が浮かんだんです。
宝生亭のキャッチフレーズは「家族の笑顔に会える宿」ってご存じない方が多いと思いますが、実はそうなんです。
そのキャッチフレーズが意味するものは、旅館としてお部屋や料理やお風呂を売るというのはもちろんですが、それ以上にお客様に買って頂きたいのは家族や大切な方と過ごす豊かな時間です。
お部屋や料理やお風呂を売るのはどの旅館でも当たり前だけど、宝生亭だからこそ体験できる価値をお客様に届けたいんですよね。
そういう意味を籠めて宝生亭という旅館名の前に「家族の笑顔に会える宿」というキャッチフレーズを付けています。
そのキャッチフレーズが示す通りに色んな取り組みをしてるのですが、例えば、
なんか色んな事をやってます。
そんな色々な何かをやりながらですが、最近とっても意識してるのは親と子の共通言語というもの。
子供って特に幼児くらいまでは大人の言葉なんて分からなくって、自分の気持ちを伝える言語を持たないから、泣いたり怒ったり拗ねたりします。そしてそんなんだから大人も子供の気持ちをハッキリとは分からない。
そうではなくて、もしお互いの気持ちが分かり合える事が出来るとしたら、それってお互いの信頼関係がより深まりますよね。
僕が理想とする親子の繋がりというのは、そういう信頼関係が深まる充実感にあります。
絵本の分かりやすく優しい言葉というのは、子供と親の言葉をチューニングして周波数を合わせる効果があると僕は感じています。
シンプルな遊びで夢中になれる木の玩具も同じですよね。
でファミコンなんですが、僕的には絵本や木の玩具のそれと同じように感じます。
父親が子供に自分が昔ハマったテレビゲームの裏技とかの思い出を教えたり、親子で対戦して白熱したり、カンタンなゲームだからお母さんも一緒に楽しんだり。
親子がファミコンというツールを使いながら楽しい時間を過ごして、親子の繋がりが深まっていく。
うちの旅館のお部屋でそういう事が行われてたりしたら、なんか嬉しいですよね(^^)
という訳でファミコンミニを4階の特別フロア『1,000刷の絵本フロア』に設置します(^^)
設置と言ってもそのフロアで出来るのではなくて、このフロアにある鍵付きの13個のオモチャ箱の一つにファミコンミニが入ります。
鍵付きのオモチャ箱を開けれるのは、このフロアを予約したのみ。
ファミコンミニは1個しか無いのでその方が取り合いにならないですよね(^^)
さて、どんな楽しい時間を過ごされるご家族が泊まるのでしょうか?
楽しみです(^^)