次男のさとるさん『Clubism』に載る
2016.9.28(水)
4人の子供を育てながらの共稼ぎ。しかも親も親戚もいない土地で旅館再生。さらに、全国の温泉地と同じく廃業相次ぐ加賀温泉郷ときたもんだ。
こんにちは。子供が大好き過ぎて、仕事か?プライベートの子育てか?の境界線が無くなりつつある 山代温泉 宝生亭 若だんなの帽子山です。
もうすぐそこに、釣りが混ざってくる予定です。
さて、今日は次男のお話。
次男のさとるさんの特徴は、破天荒・規格外・素直・優しい・イケメン・声デカい・親分肌・チンパンジーの以上です。
3番目の子供だから親としての気負いも全く無く、とことん自由に。普通の親が考える自由の10倍くらい自由に育てています。
何を要求してきても、とりあえず「YES!」で返してきたし、怪我をしそうな危険な遊びをしてても怪我をするまで見守って育ててみた。
そのせいあってか?元々の資質か?現在6歳、
今のところ、破天荒で規格外で優しくて声がでかいチンパンジーに育ってます。
ほんといつも伸び伸びしてて、伸び伸び過ぎて見てるこっちを清清しい気持ちにさせてくれる程です。
そんな次男がちょこっと雑誌に載りました。
県外の方は全く知らないと思いますが、このClubismという雑誌が石川県で最も売れている地域情報誌で、石川県民はこの情報を元にランチやディナーにお出かけしたり、デートや観光に行ったりします。
というか、ネットがそんなに普及してない時代の話ですが、結婚前は僕もめっちゃお世話になりました。その当時はSNSはもちろんホームページを持ってるお店というのも少なかったし、インターネットをするためにパソコンや通信料もとっても高かったよな。
今でもその『Clubism』は健在で、石川県の地域情報を毎月発信してくれています。
ちなみに、都会にはある角川書店さんの『Walker』が北陸にはありません。金沢倶楽部の政治力?田舎だから?
でも田舎の雑誌と言っても、ちゃんと表紙にはほら!
今月はこの世で一番可愛い深田恭子さんが表紙です。(ちなみに僕の調べでは2番目は早見優さんのはずです)
そんなClubismと僕の女性の好みの話しはさておき、次男が『Clubism』に載ったというお話。
『Clubism』にはバースデイキッズというコーナーがあって、このコーナーは昔からとても人気。もう何年になるんだろう?ここに載るのって石川県民の親の楽しみだったりします。
けっこう競争が激しいらしいです。
「らしいです」と他人事に言っちゃう理由は後で説明しますね。
きっと皆さんは聖(さとる)さんの名前の由来なんて、僕が深田恭子さんをやたらと推す理由と同じくらい興味が無いと思いますが、一応聞いてください。
聖母マリアの誕生日と一緒の日に生まれたから「聖」で「さとる」。以上です!
ちなみにもっと興味が無いと思いますが、うち子供は3人の男と1人の女の子なのですが、男3人の名前には「る」が付きます。
長男ひかる、次男さとる、三男すぐる です。
はい、どうでも良かった話ですね。
先ほど少し書いた、今月のバースデイキッズに載るには競争が激しいけど、うちは載ったよと書いた件、実はこういう理由です。
ええ、政治力ですとも。
こんな時こそそのチカラを使わずして、いつ使う?
いえ、競争率が激しいと言えども、早めに予約すると載せてくれるんですけどね。
ちょっと言いたかっただけです。
もう3年くらい広告を出し続けているのかな?ちょっと忘れましたが、この広告には僕のちょっとした想いがあります。
それは、「雑誌を読む人にとって楽しみになる広告を出したい!」という事。
広告って常に会社の商品情報ばかりで、それってそんなに見ていて楽しいものではないじゃないですか。
たまたま目にした商品が欲しかったものであればそうでも無いですが、基本的にはスマホやメールやテレビや雑誌と現代人ってとっても情報処理に忙しい。
だから、こんな異例な広告になったんです。
どういう風に異例かと言うと、
そうなんです。この広告は、バースデイキッズに載ってる子供達とそのご両親にプレゼントをするだけのための広告。
もちろん広告費は高くって、費用対効果は最悪です。ぜんぜん元が取れてません。このページに出てる子供達が全員来たとしても、とんとんくらい。
でも、宝生亭のキャッチコピーって「家族の笑顔に会える宿」で、家族が笑顔になるお手伝いをしていく宿ですから、石川県の最も売れている地域情報誌でそれを伝えていくのは大切な事かなと思って、この広告を出し続けています。
最近、宝生亭って新規集客のための広告ってほぼゼロです。お付き合いで出すくらい。
でも、この広告だけは続けていきたいなと思っています。
「お子様達に女将さんからプレゼント」と言っても、宿泊する時に貸切風呂+アヒル200羽が無料になるだけですけどね。
温泉旅館って子供がタイクツがって面白くない、なんて言われがちですが工夫次第でかけがえの無い想い出を作れる場になります。
温泉、風呂、料理、長い滞在時間、特別な空間、色んなものを組み合わせて家族の笑顔に会える宿を目指します。
以上、深田恭子さんがこの世で最も可愛い件についてでした。
でも、早見優さんも引き続きお願いいたします。
ありがとうございます!!